パレクセル、シャーロッテ・モーザー医学博士（MD, PhD, MBA）をチーフ・メディカル・オフィサー （CMO）に任命

※本資料は、パレクセル・インターナショナルが2025年4月15日に発表しましたプレスリリースの和文抄訳 であり、内容につきましては英語原文が優先されます。

パレクセル、シャーロッテ・モーザー医学博士（MD, PhD, MBA）をチーフ・メディカル・オフィサー （CMO）に任命

～ベテランがん専門医であり臨床開発のエキスパートが、 患者中心の医薬品開発・提供を支援するグローバル医療戦略を主導～

【2025年4月15日（米国時間）、ノースカロライナ州ダーラム発】第Ⅰ相から第Ⅳ相までの臨床開発サービスを提供する世界有数の医薬品開発業務受託機関（CRO）であるパレクセルは、シャーロッテ・モーザー医学博士（MD, PhD, MBA）を最高医学責任者（CMO：Chief Medical Officer、チー フ・メディカル・オフィサー）に任命したと発表しました。この重要な幹部人事は、パレクセルの揺るぎない患者中心主義と、革新的なグローバル臨床試験と優れた治療の専門知識を通じて新しい治療法の開発を推進する事へのコミットメントを強化するものです。

最高経営責任者（CEO）であるペイトン・ハウエルは、次のように述べています。「モーザー医学博士をパ レクセルに迎えることができ、大変嬉しく思います。臨床医として、彼女はパレクセルの『あらゆる活動の中心に患者を据える』という献身的な姿勢を体現しています。さらに、バイオテクノロジーのリーダーおよびがん専門医としてのユニークな視点と、世界中の臨床試験における実績は、患者さんの人生を変えるような治療法の提供を加速していく上で、当社のチームと顧客にとって非常に貴重なものとなるでしょう。」

パレクセルの最高医学責任者として、モーザー医学博士は、革新的な医薬品開発戦略と臨床試験のデ ザインに重点を置きながら、当社の薬事および治療に関する専門知識を基に、グローバルな医療および 科学におけるリーダーシップを発揮します。ライフサイエンス業界で25年以上の実績を持つモーザー医学博 士は、戦略的な臨床開発のリーダーおよび治験責任医師としての経験というユニークな組み合わせをもたらします。バイオテクノロジー企業やライフサイエンス企業で臨床開発責任者を歴任し、標的腫瘍診断薬 や治療薬の初期開発に臨床的専門知識を活かし、新しい治療薬の承認をサポートするために、世界各地の規制当局と緊密に協力してきました。医薬品および医療機器の戦略と開発を推進してきた実績は、パレクセルの幅広い治療分野における多様な臨床試験サービスのポートフォリオを主導するのに最適です。

モーザー医学博士は次のように述べています。「患者中心の医薬品開発とヘルスケア・イノベーションの最前線に立ち、世界中のライフサイエンス企業のニーズに応える独自の専門知識をもつパレクセルの一員になれることを嬉しく思います。世界各国で展開する専門家チームと協力し、それぞれの国や地域の患者さんや医療体制に即したプログラムを推進することで、お客様が画期的な治療法を患者さんにお届けできるよう貢献してまいります。」

パレクセルに入社する前、モーザー医学博士は、複数の固形腫瘍の適応症に対する標的療法の開発に注力している臨床段階のバイオテクノロジー企業であるCelcuity Inc.の臨床開発担当シニア・バイスプ レジデントを務めていました。アムステルダム自由大学で医学博士号を取得し、オランダ・ライデン大学で腫瘍学の研修を修了し、生物統計学の博士号を取得しています。さらに、MITスローン経営大学院で MBAを取得し、ハーバード大学医学部で医薬品開発（腫瘍学およびがん生物学）の修了証を取得しています。

パレクセルについて

パレクセルは、世界最大級の医薬品開発業務受託機関（CRO）として、命を救う治療をより早く患者さんに届けられるよう、第I相から第Ⅳ相までの臨床開発サービスを提供しています。24,000人を超える グローバルなチームは、臨床、規制、治療に関する幅広い専門知識を活用し、バイオ医薬品のリーダーや 新興イノベーター、治験実施施設と連携しながら患者さんを念頭に置いた臨床試験のデザインと実施を行っており、臨床研究が誰でも、どこでも受けられるケアの選択肢となるよう、アクセスや参加の拡大に取り組んでいます。

当社が過去40年の間に培った深い業界知識と確かな実績は、業界を前進させ、ヘルスケアの最も複雑な分野における臨床研究を推進しています。中でも、パレクセルのイノベーション・エコシステムは臨床試験プロセスのあらゆるフェーズを効率化する最適なソリューションを提供しています。人、インサイト、そして卓越したオペレーションに焦点を当て、私たちは日々、患者さんに尊厳を持って接し、患者さんの体験から継続的に学ぶことで、すべての臨床試験を変化につなげられるよう、まごころを込めて（With Heart™で） 取り組んでいます。パレクセルのアプローチは業界での継続的な評価に繋がっており、2023年と2024年に、治験実施施設との強固なパートナーシップを通じて臨床研究の発展に貢献したCROを評価する Society for Clinical Research Sites（SCRS）イーグルアワードを受賞し、2023年11月に Citelineの独立審査委員会より「Best Contract Research Organization（最優秀開発業務受 託機関）」に選出、WCGセンター・ウォッチ社実施の2023年グローバル治験実施施設関係者ベンチマ ーク調査にて「一緒に仕事をしたいトップCRO」に選出されました。詳細については、ウェブサイト や LinkedIn、X（旧Twitter）、Instagramをご覧ください。