パレクセル、ロブ・グッドウィンを最高執行責任者に任命
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※本資料は、パレクセル・インターナショナルが2025年9月16日に発表しましたプレスリリースの和文抄訳 であり、内容につきましては英語原文が優先されます。
豊富な業界経験に基づいた実績ある専門家をグローバル臨床開発に投入し、
オペレーショナルエクセレンス、品質、デリバリーに対する同社の重点をさらに強化
【2025年9月16日(米国時間)、ノースカロライナ州ローリー発】世界有数の医薬品開発業務受託機関(CRO)として、深いインサイトに基づく臨床およびコンサルティング・ソリューションをライフサイエンス業界に提供するパレクセルは本日、ロブ・グッドウィンを最高執行責任者(COO)に任命したことを発表しました。オペレーショナルエクセレンス、品質、戦略実行におけるグッドウィンの確かな実績を基に、パレクセルは引き続きお客様のために価値を推進し、患者さんの人生を変える治療法をより迅速に提供していきます。
グッドウィンはこの新たな役職において、最高経営責任者(CEO)のペイトン・ハウエルに直属し、中核的な臨床機能であるプロジェクト管理、クリニカルオペレーションおよびデータ運用(早期臨床ユニットやリアルワールド研究を含む)、オペレーショナルエクセレンスを統括します。グッドウィンのチームには、グローバルプロジェクトリーダーシップおよびローンチエクセレンス担当プレジデントのテリー・カーチャー、オペレーショナルエクセレンス、デリバリー、およびイノベーション担当プレジデントのエイミー・キッサム=サンズ、グローバルクリニカルおよびデータオペレーション担当プレジデントのデブ・タットンが含まれます。
「パレクセルの強みは、お客様のための業務遂行能力だけではありません。成長に合わせて進化・革新していく力も弊社の長所です。医薬品開発業務受託機関としての成功の定義を引き上げ続けるうえで、ロブの豊富な業界経験と知識、バイオ医薬品企業との関係、実績ある実践的な専門知識はすべて、パレクセルにとって計り知れない強みとなります」とハウェルは述べています。「ロブを最高執行責任者に迎えることは、お客様のニーズに応え、さらにはそれを超越して弊社独自の成長目標を加速させるという取り組みの中で、弊社の戦略的重点のサポートをさらに強化するものです。ロブはこの役職に最適な人材であり、チーム一同、ロブと仕事ができることを大変嬉しく思っています。」
グッドウィンは、バイオ医薬品の臨床開発において30年近くの経験を有し、直近ではPfizer社で臨床開発およびクリニカルオペレーション担当シニアバイスプレジデントを務めていました。この役職では、患者さんのために新たな治療法の導入を支援するため、第I相~第IV相のプロトコルの作成、治験の計画策定と実施、市販後調査の実施に必要なグローバルな臨床開発およびクリニカルオペレーション能力の確立、維持、監督を担っていました。
「パレクセルの一員となることは光栄であり、大変嬉しく思います」とグッドウィンは述べています。「才能豊かなチームと共に実行力を推進し、最高の品質と信頼性の実現、意義あるイノベーションの促進、お客様への卓越したサービスの提供に尽力できることを楽しみにしています。そして何よりも大切な”患者さんの命を救う治療法を提供する”ことに常に全力を傾けていきます。」
グッドウィンはPfizer社でキャリアを重ね、今年初めに退職するまで27年にわたって責任ある役職を歴任してきました。臨床開発およびクリニカルオペレーション担当シニアバイスプレジデントに就任する前は、オペレーションセンターオブエクセレンス担当バイスプレジデントを務め、そこで臨床、安全性、薬事関連の業務を円滑化するクロスファンクショナルな中核部門の創設と運営の責任を担ってきました。また、安全性・評価・報告/ファーマコビジランス(PV)業務担当バイスプレジデントも務め、それ以前には、オペレーショナルエクセレンスおよびビジネスイノベーション、世界規模での安全性および薬事業務担当バイスプレジデントを歴任したほか、臨床データサービスおよびクリニカルオペレーション戦略の監督も担当。Pfizer社に入社する前は、Bayer社で電子データ収集プログラムの開発に携わっていました。グッドウィンは、イースタンコネチカット州立大学で学士号、サザンコネチカット州立大学で修士号、フェアリーディキンソン大学でMBAを取得しています。
パレクセルについて
パレクセルは、インサイトに基づく臨床およびコンサルティング・ソリューションを提供する、世界有数の医薬品開発業務受託機関(CRO)です。臨床、規制、治療領域における深い専門知識と、各国の事情に精通したローカルな知見を活かしながら、世界中の24,000人を超えるプロフェッショナルが、バイオ医薬品業界のリーダーや新興イノベーター、治験実施施設と連携し、患者さんを中心に据えた臨床試験の設計と実施を行っています。パレクセルは、誰もがどこにいても臨床研究に参加できるよう、アクセスの拡大と臨床研究のケアとしての選択肢化に取り組んでいます。
40年以上にわたる実績と業界知識を礎に、当社はヘルスケアの中でも特に複雑な領域における臨床研究を推進し、あらゆる開発フェーズにおいて効率性を高めるイノベーションを活用しています。インサイトに基づくアプローチ、確かな実行力、信頼されるデリバリーを通じて、パレクセルはまごころを込めて(With Heart.™で)、患者さんの人生を変える治療法の早期提供を加速しています。
また、患者中心の研究における革新的な取り組みが評価され、2024年には「Fierce Biotech CROアワード」を受賞し、さらに2023年および2024年には、治験実施施設との強固なパートナーシップを通じて臨床研究の専門性向上に貢献したことが認められ、Society for Clinical Research Sites(SCRS)より「イーグルアワード」を受賞するなど、業界内で高い評価を継続的に得ています。詳細については、ウェブサイトやLinkedIn、X(旧Twitter)、Facebook、Instagramをご覧ください。