パレクセル、バイオテクノロジー事業責任者ジム・アンソニーをParexel Biotechの最高商務責任者 兼 プレジデントに任命
8 min
※本資料は、パレクセル・インターナショナルが2025年8月21日に発表しましたプレスリリースの和文抄訳であり、内容につきましては英語原文が優先されます。
戦略的リーダーシップの任命により、継続的成長の促進と長期的価値の提供に対する
パレクセルの商業的アプローチを強化
【2025年8月21日(米国時間)、ノースカロライナ州ダーラム発】世界有数の医薬品開発業務受託機関(CRO)としてライフサイエンス業界に深い洞察に基づく臨床およびコンサルティング・ソリューションを提供するパレクセルは本日、ジム・アンソニー をParexel Biotechの最高商務責任者(CCO)兼 プレジデントに任命したことを発表しました。これにより、当社の顧客重視の姿勢と成長推進・価値創出の能力がさらに強化されます。 アンソニーは、2019年のParexel Biotechの創業から同社のグローバルリーダーを務め、近年はParexel Biotechのプレジデント兼グローバル責任者を任されていました。
アンソニーの就任に併せ、当社の長期的な後継者育成計画の一環として、プレジデント 兼 エンタープライズパートナーシップ担当グローバル責任者のコナル・バージェスが2025年12月31日付でパレクセルを退社します。パレクセルで30年間の輝かしいキャリアを終えたバージェスは、創薬の初期段階から販売承認後まで大手製薬会社顧客との持続可能なパートナーシップを構築および拡大し、将来の成長に向けた強固な基盤を築きました。
「製薬業界と臨床開発は絶えず変化しています。お客様のために進化やイノベーションをもたらすパレクセルの力は、これまで以上に重要になります」とペイトン・ハウェル最高経営責任者は述べています。「最高商務責任者の新設は、お客様のニーズに応え、弊社の成長目標を加速させる取り組みの中で、この戦略的重点のサポートをさらに強化するものです。ジムはParexel Biotechにおける卓越したリーダーシップによって実証されているように、この役職に理想的な人物です。彼は2019年のParexel Biotechの創業から、この事業を今日の地位にまで成長させました。今やParexel Biotechの売上はパレクセルの世界収益の約半分を占めています。私たちは彼が今後もリーダーシップを発揮して事業に貢献し、この成功を基盤として弊社の商務組織全体に成果を広げていくことを期待しています。また、これまでパレクセルの成功に貢献してくれたコナル・バージェスにも心から感謝の意を表します。」
Parexel Biotechの最高商務責任者 兼 プレジデントとして、アンソニーは今後、バイオテクノロジーと製薬業界の顧客戦略および顧客関係を世界的に統括し、当社の包括的なソリューション群と業界をリードする治療専門知識を第I~IV相の臨床開発全体に適用し、患者さんの人生を変える治療法の市場投入を加速させます。
アンソニーは次のように述べています。「今日のようなお客様と弊社にとって極めて重要な時期に、このような職務に就くことを光栄に思います。弊社は大手製薬会社から中小規模の新興バイオテクノロジー企業まで、あらゆるお客様をより包括的に捉えることで、市場において有利な立場を確立してきました。この戦略は私たちの強みを最大限に活かし、市場の課題により俊敏に対応し、全体的なアプローチを強化して成長を加速させる礎となります。今後も引き続きお客様の支援や協力を通じて、コナルが築き上げてきた強固な基盤をさらに発展させ、私たちの最優先事項である‟患者さんの命を救う治療法を提供する”ことに全力を尽くしていきます。」
アンソニーは、医薬品開発とCROの分野で培った25年以上の経験を今回の新たな職務に注ぎ込みます。彼は2010年に北米事業開発担当バイスプレジデントとしてパレクセルに入社して以来、コーポレートバイスプレジデント、エンタープライズアカウントリーダー(この職務では、パレクセルの最大手製薬会社顧客2社を直接管理していました)、Parexel Biotechのエグゼクティブ バイスプレジデント兼グローバル責任者などのさまざまな要職を歴任し、2023年にはParexel Biotechのプレジデント 兼 グローバル責任者に任命されました。
パレクセルについて
パレクセルは、インサイトに基づく臨床およびコンサルティング・ソリューションを提供する、世界有数の医薬品開発業務受託機関(CRO)です。臨床、規制、治療領域における深い専門知識と、各国の事情に精通したローカルな知見を活かしながら、世界中の24,000人を超えるプロフェッショナルが、バイオ医薬品業界のリーダーや新興イノベーター、治験実施施設と連携し、患者さんを中心に据えた臨床試験の設計と実施を行っています。パレクセルは、誰もがどこにいても臨床研究に参加できるよう、アクセスの拡大と臨床研究のケアとしての選択肢化に取り組んでいます。
40年以上にわたる実績と業界知識を礎に、当社はヘルスケアの中でも特に複雑な領域における臨床研究を推進し、あらゆる開発フェーズにおいて効率性を高めるイノベーションを活用しています。インサイトに基づくアプローチ、確かな実行力、信頼されるデリバリーを通じて、パレクセルはまごころを込めて(With Heart.™で)、患者さんの人生を変える治療法の早期提供を加速しています。
また、患者中心の研究における革新的な取り組みが評価され、2024年には「Fierce Biotech CROアワード」を受賞し、さらに2023年および2024年には、治験実施施設との強固なパートナーシップを通じて臨床研究の専門性向上に貢献したことが認められ、Society for Clinical Research Sites(SCRS)より「イーグルアワード」を受賞するなど、業界内で高い評価を継続的に得ています。詳細については、ウェブサイトやLinkedIn、X(旧Twitter)、Facebook、Instagramをご覧ください。