パレクセル、グローバル・サイト・アライアンス・プログラムを拡充 サイト アクティベーションを40%迅速化、スタディ スタートアップ期間を20%短縮、1施設あたりの患者登録数を4倍に向上

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※本資料は、パレクセル・インターナショナルが2025年10月7日に発表しましたプレスリリースの和文抄訳であり、内容につきましては英語原文が優先されます。

 

治験施設のグローバルな連携を強化し、サイト・エンゲージメントにおける

リーダーシップをさらに推進

 

【2025年10月7日(米国時間)、ノースカロライナ州ローリー発】世界のライフサイエンス業界に向けてインサイト主導型の臨床およびコンサルティング・ソリューションを提供するグローバル医薬品開発業務受託機関(CRO)であるパレクセルは、臨床研究施設との世界的なパートナーシップを強化し、サイト・エンゲージメントにおけるリーダーシップをさらに推進する「サイト・アライアンス・プログラム」の拡充を発表しました。


本プログラムには、世界中で300以上の施設と16,000人以上の治験責任医師が参画しており、患者さんにとってより良い体験を提供するとともに、施設およびバイオ医薬品企業に対して以下のような効率化を実現しています:

  • 最初の重要なマイルストーンである「初回患者初回来院(FPFV)」までのアクティベーション期間が、非アライアンス施設と比較して40%迅速化
  • 治験開始までの期間が、非アライアンス施設と比較して約20%短縮
  • 1施設あたりの患者登録数が、非アライアンス施設の平均と比較して4倍に増加

 

パレクセルの最高経営責任者(CEO)であるペイトン・ハウエルは、次のように述べています。「臨床研究のイノベーションは、治験施設との有意義で協働的なパートナーシップから始まると考えております。サイト・アライアンス・プログラムを通じて施設との関係を育むことで、医薬品開発の全行程においてお客様を支え
る強固な基盤を築いてまいりました。アライアンス施設は、患者のために革新的な治療を加速するという共通の使命を担う真のパートナーです。」


本プログラムに参画するアライアンス施設は、厳格な品質およびパフォーマンス基準を満たし、疾患領域に特化した経験を有することで、卓越した治験実施を可能にしています。パレクセルは、定期的なフォーラムやワークショップ、教育プログラム、強化された支払いシステム、共同による知見の発信などを通じて、これらの施設を継続的に支援しており、年末にかけて、施設とのパートナーシップおよびアライアンス・プログラムの範囲をさらに拡大し、施設の準備態勢と患者アクセスの向上に取り組んでまいります。


パレクセルでは、早期開発から市販後の承認取得までを見据えた治験施設戦略を構築し、各フェーズにおけるお客様の多様なニーズに的確に対応しています。たとえば、パレクセルのグローバル早期臨床開発ネットワークは、革新的な医薬品ケアが進む治療領域において、重要な患者層へのアクセスを提供します。また、自社の病院併設型ユニットに投資し、これらをアライアンス施設のグローバルネットワークに組み
込むことで、初期フェーズ試験を支える柔軟なアプローチを実現しています。


パレクセルの4つの病院併設型臨床ユニットは、FDA(ボルチモアロサンゼルス)、MHRA(ロンドン)、EU(ベルリン)といった各規制当局の管轄地域に戦略的に配置されています。これらのユニットでは、社内の科学的および医学的専門知識に加え、最新の臨床・研究技術を活用し、早期臨床開発の試験に特化した生物統計、データマネジメント、メディカルライティング、プログラミングの専門チームによる支援を提供しています。

 


パレクセルについて
パレクセルは、インサイトに基づく臨床およびコンサルティング・ソリューションを提供する、世界有数の医薬品開発業務受託機関(CRO)です。臨床、規制、治療領域における深い専門知識と、各国の事情に精通したローカルな知見を活かしながら、世界中の24,000人を超えるプロフェッショナルが、バイオ医薬品業界のリーダーや新興イノベーター、治験実施施設と連携し、患者さんを中心に据えた臨床試験のデザインと実施を行っています。パレクセルは、誰もがどこにいても臨床研究に参加できるよう、アクセスの拡大と臨床研究のケアとしての選択肢化に取り組んでいます。


40年以上にわたる実績と業界知識を礎に、当社はヘルスケアの中でも特に複雑な領域における臨床研究を推進し、あらゆる開発フェーズにおいて効率性を高めるイノベーションを活用しています。インサイトに基づくアプローチ、確かな実行力、信頼されるデリバリーを通じて、パレクセルはまごころを込めて(With Heart.™で)、患者さんの人生を変える治療法の早期提供を加速しています。


また、患者中心の研究における革新的な取り組みが評価され、2024年には「Fierce Biotech CROアワード」を受賞し、さらに2023年および2024年には、治験実施施設との強固なパートナーシップを通じて臨床研究の専門性向上に貢献したことが認められ、Society for Clinical Research Sites(SCRS)より「イーグルアワード」を受賞するなど、業界内で高い評価を継続的に得ています。詳細については、ウェブサイトLinkedInX(旧Twitter)FacebookInstagramをご覧ください。
 

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