パレクセル、最高経営責任者のサクセッションプランを発表

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※本資料は、パレクセル・インターナショナルが2024年3月18日に発表しましたプレスリリースの和文抄訳であり、内容につきましては英語原文が優先されます。

 

パレクセル、最高経営責任者のサクセッションプランを発表

~2024年5月15日付でペイトン・ハウエル最高執行責任者(COO)がジェイミー・マクドナルドの後任に就任、

マクドナルドはCEOを退任し、2024年12月31日まで取締役会に留任~

 

【2024年3月18日(米国時間)、ノースカロライナ州ダーラムおよびフランクフルト発】第I相から第Ⅳ相 までの臨床開発サービスを提供する世界有数の医薬品開発業務受託機関(CRO)であるパレクセル は、ジェイミー・マクドナルドが2024年5月15日付で退任し、最高経営責任者(CEO)としての役割を、同社の最高執行責任者(COO)のペイトン・ハウエルに引き継ぐ事を発表しました。2018年に最高事業戦略責任者としてパレクセルに入社したハウエルは、5月15日付で当社の取締役会に任命 されます。マクドナルドは12月31日まで取締役会に留任し、今後もEQTの業界顧問やパレクセル最大の個人投資家であり続けます。

 

取締役会長であるシェリ・マッコイは次のように述べています。「EQT、ゴールドマン・サックス・アセットマネジ メント及びパレクセル取締役会を代表して、ペイトンにお祝いを申し上げると共に、過去6年間にわたるジ ェイミーの貢献と卓越したリーダーシップに感謝しています。ジェイミーは、2021年にEQTとゴールドマン・サ ックス・アセット・マネジメントによる買収を成功させるなど、パレクセル社の発展において極めて重要な時期を主導しました。彼はまた、在職期間中、業界をリードする利益成長を達成し、同時期に一流のCROを凌駕することでパレクセル社を持続可能な成長に導きました。」

 

さらに、マッコイは、「ペイトン・ハウエルは実績のある戦略的リーダーであり、パレクセルを次の章へと前進さ せる力強い後継者です。業界に対する深い理解、患者さんの人生をより良くすることに対する比類なきエ ネルギーと情熱、そして株主、顧客、社員のための価値創造へのコミットメントを持つ彼女は、パレクセル社を次の重要な段階へと導くのに理想的な人物です。ペイトンとジェイミーは共に、パレクセルが将来に向けて十分なポジションを確立できるよう取り組んできました。」と続けました。

 

ジェイミー・マクドナルドCEOは、次のように述べています。「パレクセル社の戦略的変革の重要な時期に指揮を執ることができて光栄に思います。私たちの患者さんへのコミットメントとフォーカスは、パレクセルを差別化するだけでなく、当社のイノベーションへの注力を促進し、最終的には患者さんの人生を向上させ、命を救う新しい治療法を開発する能力を強化し続けてきました。パレクセルは、非常に優秀なチームとリーダーを次のCEOに迎えます。」

 

また、「個人としては、私はパレクセルで過ごした時間や、30年間CRO業界の一員であったことを誇りに思います。パレクセルが成長軌道に乗った今、私は退職して家族と過ごす時間を増やすのに適切な時期だと判断しました。役割の移行後も、取締役として、また投資家として引き続きパレクセルをサポートしていきたいと思います。この素晴らしい組織で過ごせたこと、そしてこのような素晴らしいチームの一員であったことに心から感謝しています。」と続けました。

 

ペイトン・ハウエルは、次のように述べています。「パレクセルの次期CEOを拝命し、光栄に思います。患者さんへのフォーカス、顧客へのコミット、そして業界トップクラスの社員を持つ私たちには、素晴らしい未来が待っているでしょう。私は、パレクセルの成長と業績を誇りに思っています。この勢いをさらに加速させ、戦略的イニシアチブを実行し、収益性の高い成長を続けることでステークホルダーに価値を生み出すために、ジェイミーと協力し、取締役会やリーダーシップチームと協力して移行に取り組むことを楽しみにしています。」

 

ハウエルは、2022年よりパレクセルの最高執行責任者(COO)として組織全体の戦略、営業、デリバリ ーのあらゆる側面の統合と調整を主導することで、顧客のニーズにより良く応え、リピートビジネスを構築し、医薬品開発の変革における次のフェーズで市場をリードしてきました。2018年から2022年まで最高 事業戦略責任者を務め、患者にフォーカスした戦略を実施し、2019年1月に立ち上げたバイオテック事業部門は、2倍以上の成長を遂げました。また、在任中に、ライフサイエンス業界の変動が激しい時期であったにもかかわらず、新規ビジネス獲得総額の一貫した力強い成長を実現し、パレクセルの顧客関係の拡大に大きく貢献しました。

 

業界リーダーシップにおいては、ハウエルは数年にわたる理事を経て、パレクセルを代表して臨床研究機関協会(ACRO)の会長を務めています。ヘルスケア業界における30年以上のキャリアには、フォーチュン20社に名を連ねるAmerisourceBergen社(現Cencora社)での上級管理職としての経験が含まれ、直近では500億ドル規模の同社ヘルスシステムおよびスペシャリティケアソリューション部門長を務めました。AmerisourceBergen以前は、Lash Group社の創業者として、患者アクセスサービスの早期イノベーターから約5,000人の従業員を抱えるまでに成長させた実績を持ち、同社がAmerisourceBergenに買収された後、約10年に亘って社長を務めました。

 

オハイオ州立大学で医療管理学修士号(MHA)を、イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校でスピーチ・ コミュニケーション学士号を取得したハウエルは、2020年にはヘルスケアビジネスウーマン協会(HBA)からルミナリエに選ばれており、さらに医療機器メーカーのタンデム・ダイアベティス・ケア (NASDQ:TNDM)の理事も務めています。

 

パレクセルについて

パレクセルは、世界最大級の医薬品開発業務受託機関(CRO)として、命を救う治療をより早く患者さんに届けられるよう、第I相から第Ⅳ相までの臨床開発サービスを提供しています。21,000人を超えるグローバルなチームは、臨床、規制、治療に関する幅広い専門知識を活用し、バイオ医薬品のリーダーや新興イノベーター、治験実施施設と連携しながら患者さんを念頭に置いた臨床試験のデザインと実施を行っており、臨床研究が誰でも、どこでも受けられるケアの選択肢となるよう、アクセスや参加の拡大に取り組んでいます。

 

当社が過去40年の間に培った深い業界知識と確かな実績は、業界を前進させ、ヘルスケアの最も複雑な分野における臨床研究を推進しています。中でも、パレクセルのイノベーション・エコシステムは臨床試験 プロセスのあらゆるフェーズを効率化する最適なソリューションを提供しています。人、インサイト、そして卓越したオペレーションに焦点を当て、私たちは日々、患者さんに尊厳を持って接し、患者さんの体験から継続的に学ぶことで、すべての臨床試験を変化につなげられるよう、まごころを込めて(With HeartTMで) 取り組んでいます。パレクセルのアプローチは業界での継続的な評価に繋がっており、2023年11月に Citelineの独立審査委員会より「Best Contract Research Organization(最優秀開発業務受 託機関)」に選出、WCGセンター・ウォッチ社実施の2023年グローバル治験実施施設関係者ベンチマ ーク調査にて「一緒に仕事をしたいトップCRO」に選出、そして験実施施設との強固なパー トナーシップを通じて臨床研究の発展に貢献したCROを評価する、2023年Society for Clinical Research Sites(SCRS)イーグルアワードを受賞しました。詳細については、ウェブサイトLinkedInX(旧 Twitter)Instagramをご覧ください。

 

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