経験豊富なリウマチ領域のCROとともに、複雑な疾患の開発プログラムを推進
リウマチ領域では確立された治療法から新たな治療アプローチまで、開発パイプラインが進展しています。一方で臨床試験の実施には、依然として多くの課題があります。適切な患者さんと経験豊富な実施医療機関を特定し、複雑で時に主観的なエンドポイントを管理するとともに、患者さんの負担を軽減しながら、グローバル試験全体で一貫したデータ品質を確保する必要があります。試験の成功には、各適応症に関する専門知識、患者さんと実施医療機関の意見を反映した戦略、試験の実施状況をタイムリーに把握できる体制がこれまで以上に重要となっています。
パレクセルは豊富な実績を持つリウマチ領域のCROとして、第I~IV相に至る幅広いリウマチ性疾患の臨床試験を支援してきました。患者さんと実施医療機関の知見を反映した計画、早期開発から得られるインサイト、医学・薬事面の統合的な監督、エンドポイント評価の信頼性確保、リアルタイムのデータモニタリングを組み合わせ、リウマチ領域の専門性に基づく開発・実施戦略を提供します。適切な患者さん、実施医療機関、エンドポイント、チームを連携させることで、開発リスクを軽減し、試験の品質を確保するとともに、より迅速で確かな意思決定を支援します。
過去5年間のリウマチ領域における実績
臨床プロジェクト数
患者さんの登録数
実施施設数
関節リウマチ
関節リウマチ(RA)の臨床試験は増加を続けており、実施医療機関のリソースを圧迫しています。中国、米国、欧州などでは多数の試験が実施され、患者募集の競争が一層激しくなっています。そのためパレクセルは、アンメットニーズが高く、関節リウマチの患者数が多い一方で、競合試験が比較的少ない中東欧などの地域に注目しています。また、実施医療機関との早期連携、実施医療機関と患者さんへの情報提供、リソースの最適化、患者さんを中心とした施策を通じて、試験の成功を支援します。
乾癬性関節炎
乾癬性関節炎(PsA)の臨床試験では、治験責任医師による評価と患者報告アウトカムが重要となります。そのためパレクセルは、質の高いトレーニング、強固なオペレーショナルチーム、包括的なデータモニタリングを組み込んだ堅牢な実施計画を策定します。また、弊社の専門チームは、乾癬性関節炎の患者集団についても深い理解を有しています。これまでに得た知見や試験デザインに関する支援などを生かし、試験目標の達成と、患者さんの健康および生活の質への配慮を両立します。
体軸性脊椎関節炎
体軸性脊椎関節炎(axSpA)は、疾患の不均一性、主観的な症状、治療開発の競争激化により、リウマチ領域のなかでも特に臨床試験の実施が難しい適応症の一つです。パレクセルは、体軸性脊椎関節炎の臨床試験で実績を持つ実施医療機関を活用し、こうした課題に対応します。また、患者募集の目標達成に向けて、対象を絞った募集戦略を導入します。患者さんの理解を深めるための教育資料やパンフレットを個別に作成するほか、患者さんに合わせた試験手順を取り入れることで、同意取得プロセスをより迅速で分かりやすいものにします。
ループス
ループスの臨床試験を取り巻く環境は、近年にないほど競争が激化しています。また、疾患自体が複雑で治療が難しいため、実施医療機関には高度な専門性と実施能力が求められます。パレクセルは複雑な臨床試験の実績を持ち、充実したリウマチ科・血液内科の体制を備えた認定施設を特定します。炎症・免疫領域のCROとして、ループス患者さんの経験やニーズに関する深い理解を生かし、患者募集だけでなく、試験への継続的な参加も支援します。
痛風
パレクセルはリウマチ領域のCROとして、痛風の開発プログラムがグローバルに拡大した場合にも、すべての開発段階を通じて一貫した支援を提供します。弊社の専門知識と、痛風、高尿酸血症、痛風性関節炎の患者登録経験を持つ世界800施設以上の専門的な実施医療機関ネットワークを組み合わせます。これらの治験責任医師との関係を活かし、開発プログラムの計画を最適化するとともに、患者登録をより効果的に進めます。
希少疾患
パレクセルの希少疾患に関する専門性は、患者さんにより良いアウトカムをもたらします。希少疾患の専門家が幅広い適応症の開発プログラムに対して、リーダーシップ、実績に基づく手法、リソース、実施支援、トレーニングを提供します。さらに希少疾患とリウマチ領域の専門性を組み合わせることで、お客様の開発プログラムを成功へと導きます。
Case Study 1 of 2
関節リウマチ第I相試験における先駆的な取り組み
米国において、約30名の関節リウマチ(RA)患者を対象とした第I相二重盲検無作為化反復漸増投与試験を実施しました。主な課題として、以下の点が挙げられます。
- 数日間の入院を必要とする試験デザインであり、家族、育児、仕事上の責任を持つ65歳未満の治験参加者にとって調整が困難
- BMI、胸部X線検査、COVID-19ワクチン接種、食事制限など、厳格な組入れ基準
- 4つのコホートで構成される複雑な試験であるため、各コホートの患者登録上限を慎重に管理する必要性があり、先行するコホートの安全性レビューとすべてのデータクリーニングが完了するまで、次のコホートの患者登録を開始できない
- 複雑かつ頻回な薬物動態(PK)検体の採取が必要であり、10分以内という厳格な採取時間が、特に高齢の患者さんにとって負担
- 試験開始前に、すべての実施医療機関へ試験専用のテレメトリー機器を導入する必要性
米国において、約30名の関節リウマチ(RA)患者を対象とした第I相二重盲検無作為化反復漸増投与試験を実施しました。主な課題として、以下の点が挙げられます。
- 数日間の入院を必要とする試験デザインであり、家族、育児、仕事上の責任を持つ65歳未満の治験参加者にとって調整が困難
- BMI、胸部X線検査、COVID-19ワクチン接種、食事制限など、厳格な組入れ基準
- 4つのコホートで構成される複雑な試験であるため、各コホートの患者登録上限を慎重に管理する必要性があり、先行するコホートの安全性レビューとすべてのデータクリーニングが完了するまで、次のコホートの患者登録を開始できない
- 複雑かつ頻回な薬物動態(PK)検体の採取が必要であり、10分以内という厳格な採取時間が、特に高齢の患者さんにとって負担
- 試験開始前に、すべての実施医療機関へ試験専用のテレメトリー機器を導入する必要性
